みどりちゃんとおいしいやつ

9月23日(水)

ぼんやりしていたら9月が終わってしまいそう。愛車みどりちゃんのタイヤが壊れて修理に出したので早起きしてサイと保育園まで頑張って歩く。サイを保育園に送ったらもうくたくただったがいつもよりちょっと早めにホームに着いた。よしよしと思うや否やなんという悲劇か、電車が遅れていた。来るはずの電車が全然来ない。仕方がないのでいつもと違う電車に乗りやや離れた駅から会社まで歩いた。歩いている途中でさすがに疲れてめげそうになる。帰りたかったがなんとか職場に到着。私は偉い、本当に偉い。昼頃、自転車屋から電話がありみどりちゃんの修理に二週間かかると言われる。いやいや二週間なんて絶対に!無理…!一旦は引き下がったが、どう考えても二週間ずっと自転車がない生活は不可能なので自転車屋に再び電話して必死に食い下がる。そうすると「今日できます」と言われる。何事も諦めないことが肝心、ではないがどうしても必要なものに対しては諦めてはいけない。

夜、サイを迎えに行った後二人でみどりちゃんを迎えに行く。数日離れていただけなのに店の隅にぽつんと置かれているのを見ると胸がいっぱいになった。みどりちゃんいつもありがとう。

 

9月27日(日)

午後からひとり親のための教育資金セミナーとやらに参加した。サイは親がセミナーを受講している間に子どもが待つための保育ルームに行くのを嫌がったため私の隣に並んで座って聞いていたが予想通り途中からじっとしていられず機嫌が悪くなる。サイにかまっていたら話がほとんど聞けなかった。他の人の子はみな保育ルームに行っているようだったが、サイは「他の子がいるから嫌だ」と頑として行かなかった。その気持ちもわかるような気がしたから少し苦しくなった。サイは小さい時から人がたくさんいる環境に敏感で嫌がる。結局、質問タイム前の休憩時間に逃げるように退出した。なんだかほっとした。出たかったのは私かもしれない。

約束していたのでメザスタをやりに行く。念願の星6つのディスクをゲットしたサイは大喜びで機嫌を取り戻す。どっと疲れたので駅でマネケンのワッフルとテイクアウトのコーヒーを買って駅前のビルの屋上まで登ってみた。マネケンのワッフルを買うのは多分何十年ぶりだったが、あったかくてふわふわで砂糖がしゃりしゃりして嬉しい気持ちになった。屋上は警備員の女の人以外はぽつぽつ人が来たかと思ったらすぐ出て行き誰もいなくて落ち着いた。風が吹いて空が広くて気持ち良かった。電車が走るのがよく見えた。サイは翌日「なんだっけ?美味しかったやつ。あれ、また食べたいな」と名前をまだ覚えられないワッフルのことを思い出していた。また食べようね。